国内最後の一羽 キーウィ「プクヌイ」死ぬ 33年前にニュージーランドから来園 天王寺動物園
天王寺動物園で飼育されていた国内で唯一のキーウィ「プクヌイ」が5日朝に死にました。 天王寺動物園によりますと4日朝、メスのキーウィ「プクヌイ」が起立困難になっているところを飼育員が発見したということです。 体内には大きく割れた卵があり、自力での排出が難しかったため、動物病院で治療していましたが、5日午前8時40分に死んだことが確認されました。 「プクヌイ」は1988年生まれの35歳で、天王寺動物園には1991年7月に来園し、3日までは来園者の前に姿を見せていました。 絶滅危惧種のキーウィはニュージーランドの国鳥で、1970年の大阪万博を記念して天王寺動物園にこれまでに7羽が来園しています。 国内では天王寺動物園での飼育のみで先月、オスの「ジュン」が死んだばかりでした。
ABCテレビ