毎分約1000回振動!圧倒的にラクで汚れが落ちる「電動フロアワイパー」【今日のライフハックツール】
実際に掃除をして使い勝手を検証
では、実際に使ってみて、その威力がどれほどのものか確かめてみましょう。筆者はちょうど引っ越しの間際で、大掃除の真っ最中。いつの間にかへばりついていた床汚れが、そこかしこにある状態なので、いろいろ検証ができます。 たとえば以下のような汚れを拭き取ってみます。 ・床マットの下にあったクレヨン(マット下を転がるうちに床が落書き状態) ・乾いた調味料と思われる汚れ ・かなり前にこぼしたらしいノンオイルドレッシングのシミ いずれも、「電動フロアワイパー」をかけてみました。具体的に一例をお見せします。床のクレヨンの落書きですが、掃除前は下の写真の状態でした。 「電動フロアワイパー」をかけてみます。下の写真のとおり、床面を軽く1回通過させただけで、ほぼ取れました。汚れは、目地の部分にわずかに残るだけです。 ほかの汚れもおもしろいほど良く取れましたが、こびりついた瞬間接着剤は無理でした。本来、ウェットシートで取れないものは、電動であっても取れないです。 ところで、「電動フロアワイパー」の掃除にはコツがあります。それは腕に力をこめない(床に押しつけない)こと。ヘッドの自重はそれなりにあるので、さらに力を入れてしまうと、ウェットシート前面のわずかな範囲だけで汚れを取るかたちになってしまいます。 なので、軽く床をなでる感覚で掃除しましょう。そうすれば、ウェットシート全体で汚れを取れます。 何日か使ってみての感想ですが、床掃除を効率的に早く終えられるので、ちょっとした時短革命のアイテムだと思いました。 家事の時間を少しでも減らしたいビジネスパーソンや幼い子をもつ親御さんなら、買って損はありません。 一方、自重が約1kgあるため壁面・天井の掃除では腕が疲れやすいこと、ウェットシートで取れない汚れは、やはり取れない点には注意です。用途や掃除する場所に応じて使い分けるのが正解かもしれません。 直販価格は1万978円(実勢価格は1万円弱)であることと相まって、家事負担を軽減したい人に向いていると言えそうです。 ──2023年11月3日の記事を再編集のうえ、再掲しています。 ライフハックツールをもっと見る>> >>「暮らしのおすすめ品」の記事をもっと見る 文:鈴木拓也 Source: アイリスオーヤマ, Amazon.co.jp
ライフハッカー・ジャパン編集部