4年に1度の「マイコプラズマ肺炎」が全国で感染拡大中 東京では“過去最多”の患者数
マイコプラズマ肺炎の感染状況への受け止めは?
編集部:マイコプラズマ肺炎の感染状況について受け止めを教えてください。 中路先生:マイコプラズマ肺炎は多くの場合、ほかの細菌性肺炎と比べて軽症であるものの、一部の人は重症化します。また、稀に脳炎などの合併症がみられることもあります。さらに、発熱などが原因で衰弱して、入院が必要となる場合もあります。 こまめな手洗いやマスクの着用を心がけるとともに、咳が長引くなどの症状がある場合は、早めに医療機関を受診することが重要です。
編集部まとめ
国立感染症研究所は、直近1週間で報告されたマイコプラズマ肺炎の1医療機関あたりの患者の報告数が1.48人と発表しました。マイコプラズマ肺炎の患者数は4週連続で増加しており、これから冬を迎える中でさらに注意が必要になりそうです。 [この記事は、Medical DOC医療アドバイザーにより医療情報の信憑性について確認後に公開しております]
【この記事の監修医師】 中路 幸之助 先生(医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター) 1991年兵庫医科大学卒業。医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター所属。米国内科学会上席会員 日本内科学会総合内科専門医。日本消化器内視鏡学会学術評議員・指導医・専門医。日本消化器病学会本部評議員・指導医・専門医。
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