【東スポ杯2歳S展望】大物感あふれるレッドキングリーに注目
G2「第29回東京スポーツ杯2歳S」が16日、東京競馬場芝1800メートルで行われる。歴代優勝馬にはディープブリランテ、ワグネリアン、コントレイル、イクイノックスなど、後のG1馬がずらりと名を連ねる出世重賞。今年も好メンバーが集まった。 注目は木村厩舎が送り込むレッドキングリーだ。東京芝2000メートルのデビュー戦は好スタートから2番手で折り合い、残り1Fから一気に加速して後続を突き放した。トップギアに入った時の迫力に加え、500キロ台の雄大な馬格はいい意味でゆとりも感じる。ここも勝って、同じ木村厩舎の先輩馬イクイノックスの道を歩むか。 重賞の経験値では札幌2歳S3着のファイアンクランツ。その前走は1番人気には応えられなかったが、同レースは勝ち馬マジックサンズ、2着アルマヴェローチェと好素材が集まっていた。強敵とぶつかったことが、ここで生きそうだ。 6月の東京新馬戦を勝ち上がったクロワデュノールは成長力に富んだキタサンブラック産駒。中京で好内容勝ちのサトノシャイニング、毎回堅実に走るプレシャスデイも好走が期待される。