スタッド・ランスで活躍する伊東と中村(C)Getty Images

スタッド・ランスは、ヤスダグループが新シーズンからのメインスポンサーになることを発表した。 2022年夏から伊東純也が在籍し、昨夏には中村敬斗が加入したスタッド・ランス。日本代表の2選手が両ウイングとして攻撃陣を牽引する同チームは、今シーズンの序盤でリーグ・アンで躍進を見せ、トップハーフの9位でシーズンを終えた。 伊東と中村が活躍することから日本でも注目を集める中、スタッド・ランスは24日にヤスダグループと3年間の複数年契約を結んだことを発表。同社はメインスポンサーとして2024-25シーズンからユニフォームの前面に記載されることになる。 日本との関係性の拡大を図るために結ばれた今回の契約について、スタッド・ランスのジェネラルマネージャーを務めるマチュー・ラクール氏は「この戦略的パートナーシップはフランスやヨーロッパの枠を超えたこのクラブの魅力や知名度を示すものだ。ヤスダグループとともに、国際的な知名度の向上だけではなく、両国の文化とスポーツ面での結びつきを強められると確信している」と言及。 また、ヤスダグループCEOの安田慶祐氏は「スタッド・ランスのメインパートナーになれてとても光栄だ。特にスカッドにいる日本人選手の存在に感謝し、今後もスタッド・ランスと日本の関係をさらに強化するためさまざまな取り組みを展開することを約束する」とコメントした。 なお、スタッド・ランスはヤスダグループ主催の下で、7月末から日本でプレシーズンツアーを開催し、ジュビロ磐田、清水エスパルス、町田ゼルビア、ヴィッセル神戸と対戦する予定だ。