早くも去就注目！？ 今オフのFA目玉候補（4）1軍出場なしでも“争奪戦”か
オフシーズンに大きな注目を集めるのが、フリーエージェント（FA）市場だ。昨オフも山崎福也、西川龍馬、山川穂高の3選手がFA権を行使し、国内移籍を決断した。今季も多くの選手が新たにFA権を取得しており、早くもオフの動向が注視されている。そこで今回は、今オフのFA目玉候補を紹介したい。（※今季成績は8月1日時点）
山岡泰輔（オリックス・バファローズ）
・投打：右投左打 ・身長／体重：172cm／68kg ・生年月日：1995年9月22日 ・経歴：瀬戸内高 - 東京ガス ・ドラフト：2016年ドラフト1位 今季は故障でいまだに一軍登板がない山岡泰輔。だが、FA権取得となれば、争奪戦に発展する可能性を秘めている。 瀬戸内高では、エースとして3年夏の甲子園に出場。高校日本代表にも選出されるなど、早くから高い評価を得ていた。社会人野球の東京ガスを経て、2016年ドラフト1位でオリックス・バファローズに入団。 ルーキーイヤーから先発ローテーションに定着すると、同年は8勝を記録。プロ3年目の2019年には13勝4敗、勝率.765、防御率3.71の好成績を残し、最高勝率のタイトルに輝いた。 翌2020年、2021年と立て続けに故障に苦しんだが、2022年は復活を予感させる6勝をマーク。 昨季はシーズン途中からリリーフに回り、31試合登板で2勝1敗3セーブ8ホールド、防御率2.30の成績。あらゆる役割をこなしながらも、優秀な数字を残した。 しかし、今季は開幕直前に右脚の違和感で離脱。6月22日にファームで実戦復帰したが、一軍昇格には至っていない。状態が心配されるが、豊富な実績を持つだけに、注目の存在といえるだろう。
ベースボールチャンネル編集部
