ゴルフ機能が劇的進化!だがゴルフをしない人も見逃せない「HUAWEI WATCH GT 5」シリーズ
中国のゴルフ場で、進化したゴルフナビ機能の利便性を実感
HUAWEI WATCHのゴルフナビ機能は、実戦でどのように役に立つのか? 筆者はゴルフ未経験で、話を聞くだけではピンと来なかったのですが、8月下旬に中国にあるファーウェイの研究開発施設などを取材する機会があり、ゴルフ場でゴルフナビ機能の使い方のレクチャーを受けました。 筆者はゴルフ場に足を踏み入れたのは初めてだったのですが、思った以上に起伏が多いため、グリーンやバンカーが見えにくい場所も多く、距離を認識するのは難しいように感じました。すでにゴルフを趣味とし、スコアを上げたい人はもちろん、初心者が楽しくプレイを進めるためにも役立つそうだという印象です。 中国ではウエアブル製品のための研究を行う「HUAWEIヘルスラボ」も見学。スイング時の体の動きなどを測定したり、開発中のウォッチの性能をチェックしたりするコーナーもあった
GT 5シリーズは基本性能も大きくアップデート
HUAWEI WATCH GT 5シリーズは、たとえゴルフナビ機能を使わなかったとしても満足できる機能を備えています。 GT 5、GT 5 Proともに、「ヒマワリ型」という新しいGPSアンテナシステムを導入。太陽に向かって咲くヒマワリのように、常に衛星の方向を自動で認識し、最適な状態で信号を受信する仕組み。独自のアルゴリズムとの組み合わせによって、位置情報の精度は前モデルから20%以上向上しているそうです。 ランニング、サイクリングなどのワークアウト時には、フルカラーのマップも表示できるように進化。ゴルフ場マップと同じように、「HUAWEI Health」アプリからダウンロードして同期する仕組みで、旅行先でランニングやウォーキングをするときにも役立ちそうです。筆者はいち早く使ってみましたが、クラウンを回して拡大・縮小したりできるのも便利でした。 ランニングの機能は、目的に合ったプランが提案され、細かい分析を見て振り返られるなど、従来からの機能は引き続き搭載。さらに、ランニングフォームを分析する機能が追加されています。 健康測定機能では、心拍数、血中酸素レベル、睡眠、皮膚温などに加えて、新たに「情緒」の測定が可能に。これは、ファーウェイが8月に発表した新しい「HUAWEI TruSense」システム を用いるもので、メンタルの状態が「快適」「普通」「不快」の3段階で評価されます。また、「アニマルエモーション文字盤」を設定すると、メンタルの状態によってパンダの表情や動きが変わるので、楽しくメンタルヘルスケアを意識付けられます。 GT 5 Proは堅牢性に優れた素材を用いて、高級感と耐久性を両立させていることも特徴となっています。46mmモデルはチタニウム、42mmモデルはセラミックを使用し、どちらもディスプレイは耐摩耗性と耐擦傷性に優れたサファイヤガラスで保護されています。防水性能が強化されたことにより、水深40メートルまでのダイビングにも対応しています。 GT 5とGT 5 Proのバッテリー時間は、46mmモデルが通常使用で約14日間、ヘビーユースで約9日間。41mm・42mmモデルは通常使用で約7日間、ヘビーユースで約5日間となっています。