カラフィオーリを巡ってアーセナルとチェルシーが争奪戦 同選手はアーセナル移籍を優先か
ボローニャに所属するイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリを巡って、アーセナル、チェルシーがボローニャと交渉中だという。ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が報じている。 【動画|3分ハイライト】後半ATにカラフィオーリが同点弾をアシスト!クロアチア vs イタリア│グループB MD3/UEFA EURO 2024 現在22歳のカラフィオーリは身長188cm、利き足は左足、センターバックを主戦場としながら左サイドバックもこなせる選手だ。2023年8月にバーゼルから400万ユーロ(約7億円)という移籍金でボローニャに移籍し、加入1年目から才能を発揮。2023-24シーズンは公式戦33試合の出場で2ゴール5アシストを記録し、同クラブをセリエA5位に導いてクラブ史上初のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献した。 カラフィオーリはUEFA EURO 2024(ユーロ2024)に臨むイタリア代表にも招集され、グループB第3節のクロアチア代表戦ではマッティア・ザッカーニのゴールをアシストする活躍でイタリア代表の決勝トーナメント進出に貢献した。 カラフィオーリについては、ユヴェントスやパリ・サンジェルマン(PSG)といったクラブが獲得するのではないかと報じられてきた。ところが、ロマーノ氏によると交渉を行っているクラブはアーセナルとチェルシーの2クラブだという。アーセナルは5000万ユーロ(約87億円)という金額を提示しており、チェルシーは移籍金に加えて選手を含めたオファーを提示しているようだ。 ロマーノ氏によると、ボローニャはライバルとなるセリエAのクラブではなく、国外のクラブへの売却を優先しているようだ。さらに同氏は、アーセナルは日本代表DF冨安健洋を獲得して以来、ボローニャとは友好的な関係にあると指摘している。また、クラブ間の交渉がまとまれば、カラフィオーリはアーセナルへの移籍を優先したいと考えているという。
SPOTV NEWS