BC覇者ホワイトアバリオと同じレースデイ産駒が芝挑戦…インヒズアイズに注目/水無月S
土曜京都メインの水無月S(3勝クラス、芝1600メートル、8日)で血統的な注目馬はインヒズアイズ(牝4、矢作)だ。デビューから13戦すべてダート戦を走ってきたが、今回は初めて芝のレースに挑戦する。 父はタピット産駒のレースデイで、レースデイ自身は現役時に12戦6勝。G2オークローンハンデキャップなど重賞を3勝しているが、すべてダートを走っていた。レースデイ産駒の代表馬といえば、昨年のBCクラシックを制した快速馬ホワイトアバリオが有名。同馬は2月のサウジCでまさかの10着に敗れ、8日にサラトガ競馬場のG1メトロポリタンハンデキャップで復帰する。 JRAで現在走っているレースデイ産駒はインヒズアイズ1頭。22年のOBSスプリングセールで江馬由将オーナーに落札されている(25万ドル)。管理するのは“世界の矢作厩舎”。前走高瀬川S9着から中2週の臨戦になるが、最終追い切りでは4ハロン50秒9の猛時計を出しており、10頭立ての3番枠からどのような走りを見せるのか注目だ。