静岡県警は、6月に自身の娘の首を切りつけ殺害しようとした疑いで、30代の母親を、12日に逮捕しました。 殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、県中部地区に住む30代の女です。県警によりますと、女は2024年6月30日 午後4時ごろ、県東部の自宅駐車場にとめていた車内で、未就学児の娘の首を刃物で切り付け、殺害しようとした疑いがもたれています。 事件は、夫から警察に「妻が遺書を残し、子どももいなくなった」という通報があり発覚。通報後、すぐに2人は発見されました。2人はともに病院に搬送され、女児は軽傷、女も自傷行為によってけがをし、入院したということです。既に2人は退院し、女は実家のある県中部に移住、精神面などを考慮し、12日、逮捕に至ったということです。 女は、過去に、行政へ育児関する悩みを相談していたということです。警察は、女の認否や被害者保護の観点から氏名についても明かしていません。