大きな葉が魅力の観葉植物 10選
葉の大きさと緑の濃さが特徴の熱帯性の植物は、どんな部屋も居心地がよくくつろげる空間に変えてくれる。ただ、その葉の美しさを保つためには、多くの場合「直射日光が当たらない、明るい場所に置くこと」が必要条件。十分な光が当たらない北向きの窓の近くは、避けたい場所となる(ただ、日当たりの良い大きな窓がなく、明るさが足りない場合でも、LEDの育成ライトなどを使えば元気に育てることも可能)。 また、大きな葉を持つ植物は、ぬかるんだ土を嫌うものが多いことにも注意が必要。鉢の土に指を入れて、湿り気を確認してから水やりをすること。土が指に付くなら、その日は水をあげなくてOK。翌日にまたチェックしてみよう。鉢底の穴からきちんと余分な水が出ていくようにしておくこと、鉢皿にたまった水を忘れずに捨てることも、重要なポイント。 販売される観葉植物の種類は、年々増加している。知らなかった葉の大きな植物のなかに、あなたの部屋に新たな彩りを添えてくれるものがあるかもしれない。ここでは、大きな葉がポイントの、比較的育てやすいおすすめグリーンをご紹介。US版『カントリー・リビング』より。 From Country Living US
バナナの木
屋外では10メートル近くの背丈にまで育つこともある、バナナの木。屋内での栽培に適しているのは、「スーパー・ドワーフ・キャベンディッシュ(スーパーミニバナナ)」や「レディーフィンガー・バナナ」など、成長しても高さ5メートル程度にしかならない種類。直射日光がたっぷり当たる場所に置くか、育成ライトを使用するのがおすすめだ。 土の表面が乾いてきたら、水をあげるタイミング。完全に乾いた状態にはしないように、注意が必要。
ストレリチア・レギネ(バード・オブ・パラダイス)
「極楽鳥花(ゴクラクチョウカ)」とも呼ばれるストレリチア・レギネは、温暖な地域では景観植物として屋外で育てられている。背丈は3メートルほどになることも。屋内で育てる場合も、世話は簡単な種類だが花を咲かせることはほとんどない。 直射日光が当たらない明るい場所に置き、土がほぼ乾いた状態になったら、水をあげて(水やりの頻度は、数週間に1回程度)。