羽咋産ワインに新銘柄 2種類、1日発売
羽咋市産のブドウでワインを生産する藤島健一さん(45)=津幡町=が28日までに、新たに2銘柄を完成させた。熟成させて豊かな香りと味に仕上げた「カベルネ・ソーヴィニヨン」と「ヤマ・ソーヴィニヨン」で、11月1日から道の駅のと千里浜などで販売する。 「カベルネ」は8カ月の熟成を経た軽快な口当たりで、10カ月熟成させた「ヤマ」は濃縮した果実味が特徴。いずれも千里浜海岸近くの砂丘地で潮風を浴びて育てたブドウを使い、ほのかな塩味が感じられる。藤島さんが代表の「イタヤファーム」で扱うのは計6銘柄となった。 新たな2本は4700円で、道の駅のほか、あだちストア(羽咋市中央町)とインターネットで販売する。藤島さんは「さらに長期熟成ができるワインで、違った味わいを楽しんでほしい」と話した。