城島健司氏がソフトバンク球団のフロント実質トップに 現場の小久保監督と2トップで常勝築く
福岡ソフトバンクは20日、城島健司球団会長付特別アドバイザー兼チーフコーディネーター(48)が「チーフベースボールオフィサー(CBO)」に就任すると発表した。 ■元タレント夫人と腕組みハニカミ2ショット【和田毅秘蔵写真】 21日に就任会見を開く。CBOは新設される役職でフロントの実質トップとみられ、王貞治球団会長(84)の思いを継承しながら、小久保裕紀監督(53)との2トップでさらに堅固な常勝球団を目指していく。 城島氏は長崎県佐世保市出身で、大分・別府大付(現明豊)高からドラフト1位で1995年に福岡ダイエー(現福岡ソフトバンク)入団。全イニング出場の2003年にMVPに輝くなど強打の捕手として3度のリーグ優勝、2度の日本一に貢献した。06年に米メジャー移籍しシアトル・マリナーズでプレー。10年に阪神で日本球界復帰、12年限りで引退した。日本代表では4番を務めた04年アテネ五輪で銅メダル、09年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝した。 19年12月、球団会長付特別アドバイザーとしてソフトバンク復帰を発表。24年からは1軍から4軍までの指導を統括するシニアコーディネーターを兼務している。 魚釣りが趣味で、引退後の13年4月からRKB毎日放送で自身がプロデュースする「城島健司のJ的な釣りテレビ」をスタートさせ、放送500回を超えて現在も続いている。 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社