阪神・湯浅は1000万減の3700万で更改 難病「胸椎黄色靱帯骨化症」から再起を誓う「慌てず無理せず」
8月末に「胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化切除術」を受けた阪神・湯浅京己投手(25)が20日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、1000万減の3700万円でサインした。(金額は推定) 18年度ドラフト6位で入団。4年目のシーズンにはセットアッパーに定着して59試合に救援登板し、2勝3敗43ホールド、防御率1・09と好成績を残し、最優秀中継ぎ投手となった。翌年3月には開催されたWBCの日本代表に選出。ただ、8月末に「胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化切除術」の手術を受けるなど、今季の登板はなかった。 契約更改交渉を終えた湯浅は「シーズン中にもかかわらず手術をさせていただいた球団にはすごく感謝していますし。本当に自分自身はふがいなく、苦しいシーズンでしたけど。ただ、苦しいだけじゃなくて。たくさん学ぶところもあったので。これからに生かしていければなと思っています」と振り返った。 また、復帰プランについても明かした。「リハビリのスケジュールもキャンプからチームメニューに合流できる予定ではなっているので。自分の体と相談しながらですけど。慌てず、無理せずしっかり徐々に上げていければなと思います」と話した。 7年目となる来季。「キャンプで実戦復帰して。開幕1軍を目指して頑張りたいですし。本当にたくさんの方にお世話になりましたし。本当にどんな時でも応援してくださる方がいたので。やっぱりそういうたくさんの方に恩返しできるシーズンにしたい」と意気込みを語った。