【2024年⇒2025年】年越しを迎えるのに「適しすぎてる駅」がSNSで話題。実際に行ってみました!
2024年から2025年への年越しを迎えるのに「適しすぎてる駅」がある。そんな話題がSNSで盛り上がっています。BuzzFeed編集部では、その駅を実地取材してきました。 【画像を見る】これが2024年から2025年への年越しを迎えるのに「適しすぎてる駅」とSNSで話題の駅だ!
東京都江東区にある、その駅の名前は……。
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東京メトロ有楽町線の辰巳(たつみ)駅です!
2024年の干支は辰(たつ)年。2025年の干支は巳(へび)年。確かにピッタリですね! この駅は、駅の所在地である辰巳一丁目という地名に由来しているとみられます。なぜ「辰巳」という地名になったのでしょうか?
辰巳駅の経緯とは?
かつては干支は年だけでなく方角を表すのにも使われていました。 国立国会図書館によると、北から時計回りに子、丑、寅……と当てはめていきます。南東の方角は辰と巳の間なので辰巳と呼ばれたそうです。 江東区役所によると、1966~67年に七号埋立地が同区に編入。1968年の住居表示制度実施に伴い、江戸城から見て南東の方角だったことから「辰巳」と命名されたそうです。
実際に行ってみると……。
有楽町駅から有楽町線に乗り換えて5駅。10分弱で辰巳駅に到着しました。平日(12月10日)の昼過ぎだったためか人通りはそこまで多くなかったです。何の変哲もない駅に見えましたが、改札外の通路にはフォトスポットが設置されていました。 「開運 辰⇒巳」の文字ともに、竜の形をした列車が蛇の形をした列車にバトンを渡す大きな記念ボードが設置。今回の年越しのタイミングを駅としても盛り上げるもの。1月31日まで設置されているそうです。
すぐ近くには、記念スタンプも押せるようになっていました。 東京メトロを24時間乗り降り自由な「24時間券」のオリジナル版も発売中とのことですが、人気があるようで辰巳駅での発売分はすでに売り切れていました。
東京メトロのプレスリリースによると、12年前の年末年始にも記念ボードとスタンプを設置していたとのこと。「辰年から巳年へ干支が代わる12年に1度しかないこの瞬間を、お客様の思い出とともに何か形に残せれば」と企画したそうです。 2番出口から地上に出ると、さわやかな潮風を感じます。埋め立て地のため、東京湾がすぐ近くなんですね。首都高の高架の手前に、大きな竜の頭部をかたどった「辰のオブジェ」が目に飛び込んできました。近隣には「巳のオブジェ」もあるそうです。 辰巳駅のちょうど上にあたる部分は、たこの形をしたすべり台が目立つ「辰巳の森緑道公園」になっていました。のどかな広場で親子が遊んでいました。対岸の東雲(しののめ)地区の高層ビル群が見えました。 2024年から2025年を迎えるに当たって、あなたも訪れてみてはいかがでしょうか?
BuzzFeed Japan