岡田芽依、逆転許し2位も貴重な経験「上手な選手たちの自分の滑りをする気持ちの持っていき方は収穫」【フィギュア】
◇4日 フィギュアスケート 西日本選手権最終日(日本ガイシアリーナ) ジュニア女子はフリーを行い、ショートプログラム(SP)1位の岡田芽依(14)=名東FSC=は合計192・69点の2位で今大会を終了。15日に開幕する全日本ジュニア選手権(広島)の出場権を獲得した。 岡田はフリー1位の和田薫子(グランプリ東海ク)に逆転された格好となったが、後半に組み込んだ3回転ルッツ―ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)の連続ジャンプを着氷。GOE(出来栄え点)の減点はなく、フリー2位の126・25点をマークし、「少し緊張したが、落ち着いて最後まで演技できた」とほおを緩めた。 2月の全国中学校スケート大会(長野)で優勝を果たした。しかし、フリーの最終滑走は自身初だったことに加えて、大会の大トリということもあり重圧も感じた。それでも、ノーミスの内容ににまとめきって、「ずっと緊張していたので、その緊張がほぐれた」と笑みがこぼれた。 大会を通じて「たくさんの上手な選手たちがいて、その中で自分の滑りをする気持ちの持っていき方は収穫になった」と貴重な経験を積んだ。課題はスケーティングのスピードだが、全日本ジュニア選手権に向けて「さらにレベルアップした演技と、ノーミスの演技」と自らに言い聞かせた。
中日スポーツ