2024秋のセブン-イレブン「エリックサウス監修 ビリヤニ」はカレー2種に先祖返り!? その真意は【本日のお気に入り】
2024年の夏のセブン‐イレブン「エリックサウス監修 ビリヤニ」は、とても完成度の高いものでした。バスマティライス、アチャール、鶏肉、カレー……これがコンビニビリヤニの最適解かと思ったのもつかの間、秋にもビリヤニ再登場です。攻めてきますね、セブンさん。 【写真9枚】この秋登場したセブンの「エリックサウス監修 ビリヤニ」を写真で見る!歴代の「セブンのビリヤニ」も
引き続きバスマティライス採用!
夏に出たと思ったら、秋にも「エリックサウス監修 ビリヤニ」が登場しました。9月24日から一部地域にて発売、Xでは「セブンのビリヤニ」がトレンドワードになるなど、話題になっています。 夏はスパイスで食欲増進!的にカレーが盛り上がりますが、秋も神保町ではカレーグランプリが開催されるなどカレーシーズン。『セブン-イレブン』も、そんな世の中のカレーシーズンを意識したのでしょうか? まずは、これまでの『セブン-イレブン』と南インドカレー料理店『エリックサウス』によるビリヤニを振り返ってみましょう。 ♦️2022年、2023年、2024年の「セブンのビリヤニ」 2022年のビリヤニは、カレー1種にチキンとアチャール。カレーはチキン。 2023年のビリヤニは、カレーが2種類でバスマティライス。カレーはチキンとバターチキン。 2024年夏のビリヤニは、カレーはチキンカレー1種、鶏肉と玉ねぎのアチャール付き。バスマティライスはまだら状に。
秋のビリヤニは野菜カレー付き
今回は再びカレー2種になっています。形状としては2023年のビリヤニと同じ。業界用語でいう「先祖返り」(以前のデータに戻ってしまう現象)か!? しかし、2023年はチキンカレーとバターチキンカレーの2種だったのが、今回はチキンカレーと野菜カレーが入っています。 ビリヤニにはライタ(ヨーグルトのサラダ)が欲しいタイプの筆者、別売りでもいいから販売してほしかったけど、今回もそれはありませんでした。 が、しかし、Xで『エリックサウス』のイナダシュンスケさんが、次のようにコメントしていたのを発見しました。連投の中の一部をご紹介します。 「カレーのひとつは毎回付いてくるスパイシーなチキングレイヴィです。インド料理というよりは日本のスパイスカレー的なちょっと極端な濃さですが、人気が高いので続投です。カレーというよりはコンディメント、追加ソースとして、途中からビリヤニにかけて「味変」をお楽しみください。」 「もうひとつが重要ポイント。今回は初の菜食カレー、南インド風のベジクルマがモチーフです、というかほぼそのまんまです。 こちらもビリヤニにかけてもいいのですが、どちらかと言うと単体で、前菜もしくはサイドデイッシュの「温野菜」的に召し上がっていただけるようなチューニングです。」 「つまり、カレー2種と受け止めてもらってもいいし、追加マサラ+副菜と解釈してもらってもいい、ということです。マニア度に合わせてお楽しみいただければ幸いです。」 「ベジクルマの方、動物性の旨味に頼らない味のカレーということで、日本の市場では本来なかなか難しい商品ではありますが、たぶんそういうことに関係なく、広く喜んでいただけるものに仕上がったのではないかと自負しております。 これが認められれば次は、」 「この枠をモールカリやミルチカサラン的な、つまりライタとの置き換えにもなる(だいぶマニアックになってしまいますが)カレーにできる可能性も少し出てきます。 ライタはどうしても、出すとしても別売りという方法しかないので、こちらの方向性の方が現実的かも。あくまでまだ僕個人の妄想ですが!」 ちなみに「モールカリ」とはヨーグルトをベースにしたカレー、「ミルチカサラン」とは伝統的なハイデラバード料理でインドの唐辛子やナッツによるカレーのこと。一部ではハイデラバードはビリヤニの聖地とも言われています。 これらのコメントから紐解くと、今回はチキンカレー+ライタ的な味変カレーが存在しているということ?