大谷翔平と「デコピン・ポーズ」のロハス、ドジャース残留 山本由伸と好相性のバーンズ捕手も…WS連覇へ弾み
ドジャース・大谷翔平投手(30)、山本由伸投手(26)の“相棒”が来季も残留することが2日(日本時間3日)、決まった。複数の米メディアが報じた。大谷と本塁打の後に「デコピン・ポーズ」を披露するM・ロハス内野手(35)、山本と好相性の第2捕手、A・バーンズ捕手(34)はワールドシリーズ(WS)2連覇のためには欠かせない存在。来季に向けて明るい話題となった。 2人の残留が決まり、大谷も胸をなで下ろしていることだろう。ロハスとバーンズ。Vパレードから一夜明け、4年ぶりの世界一を支えた大谷と仲良しのベテランが、2連覇を狙う来季もドジャースでプレーすることになった。 チームのまとめ役でもある遊撃手のロハスは、今季103試合で打率2割8分3厘、6本塁打、36打点。6月末まで打点を挙げた試合は開幕24連勝というメジャー記録も樹立した。この日、契約延長オプションを行使することが判明。米ヒューストンの放送局「KPRC2」のA・アレクサンダー記者が自身のXに「情報筋によると、WS王者のドジャースは(来季)500万ドル(約7億6500万円)の球団オプションを行使する」と伝えた。 ベッツが6月中旬に左手を骨折して以降は遊撃に定着。愛犬家でもあり、大谷とはホームランの後に両手を顔の前でぶらぶらさせながら舌を出す「デコピン・ポーズ」を披露して注目を集めた。9月に左内転筋を痛めて今オフに手術を受ける予定だが、再び頼もしい存在となりそうだ。 さらに、バーンズの残留も確実となった。1年の契約延長オプションも行使したようで、現地報道によると、年俸350万ドル(約5億3500万円)で残留する。正捕手・スミスの陰に隠れているが、フレーミング能力に優れ、カーショー専属捕手として知られる。山本との相性も抜群で、今季はレギュラーシーズン6試合でバッテリーを組み、防御率1・29。スミスとは同12試合で3・77だった。大谷とはよくクラブハウスなどで談笑しており、大谷が二刀流復帰の来季は球を受けている可能性もある。 また、米情報サイト「トレードルーマーズ」によると、カーショーとは選手側に来季の選択権がある契約で、近日中に行使するかどうかを判断するようだが、通算212勝左腕は「生涯ドジャーだ」と前日の優勝報告会でフライング宣言。残留は決定的だ。ド軍は新たな補強にも動く見込み。V戦士ではT・ヘルナンデス、フラーティらの去就にも注目が集まるが、2年連続世界一へ足固めを進めていく。
報知新聞社