【新NISA】40歳代から毎月「3万円」投資したら65歳での資産はいくら?投資期間20年×利回り4%でシミュレーション
私たちの年金を管理・運用する「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)」が11月に公表した運用実績によると、2001年度から2024年度第2四半期までの運用利回りは+4.26%となっています。 ◆【結果を見る】毎月3万円×投資期間20年×利回り4%で積立投資したら資産はいくらになる? 長期投資を前提とした資産形成なら利回り4%以上で運用することも可能であり、低金利の預貯金と運用益が期待できる投資とでは、将来的に大きな差が生まれる可能性があります。 しかし、投資経験がないと運用のイメージが掴みづらく、なかなか始められずにいる方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、40歳代から毎月「3万円」ずつ投資したら65歳での資産はいくらになるのか「投資期間20年×利回り4%」でシミュレーションを行います。 シミュレーション結果を参考に、ご自身の家計状況に合った積立額を考えてみましょう。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
【新NISA】積立投資を行うメリットとは
まずは、新NISAを活用して積立投資を行うメリットについて解説します。 ●運用益が非課税 通常、投資で得た利益には20.315%の税金がかかりますが、新NISAを利用すれば運用益が非課税になります。 運用益がそのまま手元に残るので、同じ投資金額なら新NISAを利用したほうが投資効率が良くなります。 ●リスクを抑えられる 積立投資は、毎月一定額ずつ、長期間積み立てていく手法です。 ドル・コスト平均法によって購入価格が平均化されるので、価格変動のリスクを抑える効果があります。 また、積み立てる資産を分散することでさらにリスクを抑えられるので、比較的安定した運用結果が期待できます。 ●複利効果が期待できる 投資で得た運用益を再投資することで、その運用益にもさらに利益が乗る「複利効果」が期待できます。 積立期間が長ければ長いほど複利効果が大きくなるため、なるべく早く始めることが大切です。