羽生結弦さん、「能登半島復興支援チャリティー演技会」に出演 収益は石川県に寄付／フィギュア
フィギュアスケート男子で2014年ソチ、18年平昌冬季五輪を連覇した羽生結弦さん（29）が15日、石川・金沢市の健民スポレクプラザで開催された「能登半島復興支援チャリティー演技会」に出演。公演後は報道陣の取材に応じ、1月の地震で大きな被害を受けた被災地へメッセージを送った。 仙台市出身で16歳だった11年3月11日に東日本大震災を経験している羽生さん。今回の演技会は自ら主催者のテレビ金沢に「何かできることはないか」と持ち掛け、両者で内容などを詰めながら実現した。会場には被災地の親子20組を招待。珠洲市など石川県内4カ所でパブリックビューイングが実施された。 公演の模様は映像配信サービス「Lemino」で生配信。4500円のチケットは先週段階で1万枚以上が売れ、特製Tシャツ4000枚が完売。急きょ1000枚を追加販売した。今回の収益はすべて石川県に寄付される。 演技会の中では石川・能登高の生徒らと映像をつなぎ、質疑応答で交流。無良崇人さん、鈴木明子さん、宮原知子さんも出演し、フィナーレでは4人でMrs．GREEN APPLEの「ケセラセラ」に合わせて氷上を華やかに舞った。（月僧正弥）
