「盆栽の女王」赤石五葉松、欧州へ出荷 四国中央・土居地域特産(愛媛)
海外で日本の盆栽の魅力が注目される中、四国中央市土居地域特産で「盆栽の女王」と称される赤石五葉松などが3日、欧州連合(EU)向けに出荷された。同市土居町上野の生産拠点「赤石の泉」では赤石五葉松輸出振興組合(森高準一会長)の組合員5人が慎重に作業にあたった。 同組合のEUへの輸出は10年目で、今年は赤石五葉松のほか香川県の2地域から集めた樹齢5~100年の古木やミニ盆栽、盆栽グッズなど計492点を出荷。3日は事前に消毒や検疫を済ませたクロマツや真柏(しんぱく)の枝を傷つけないよう注意を払いながら、組合員が丁寧にコンテナに積み込んだ。売り上げは835万5400円。
愛媛新聞社