ダーツでメンタルトレーニングの効果でた!? 久々のG3決勝入り果たした35歳の競輪選手・佐藤龍二「穴党ファンのために頑張りますよ」/玉野
玉野競輪「開設73周年記念・瀬戸の王子杯争奪戦(G3)」は3日、最終日を迎える。12レースのS級決勝を走る佐藤龍二に話を聞いた。 「(共同記者会見場)ここに3日間来られるなんて思ってなかった~。やっと3着の呪縛から解き放たれましたよ(笑)。でも、準決の平原さんのところは怖かった~。見つからないように行ったけど見つかっちゃった。着ほど感じは良くないけど、最後まで脚が残っているから自転車は進んでいる。プライベートでダーツやっているのがいいのかな? メンタルトレーニングになっているのかも。 今、神奈川勢はみんな強くて点数を持っている。僕も取り残されないようにちょっとでも点数を上げていきたい。決勝も穴党ファンのために頑張りますよ! ずっと僕を追いかけている人もいるみたいで、負ける時もあるけどトータル収支はプラスらしいんですよ。これからも穴を空けられるように頑張らなくちゃ(笑)。 決勝は断られても関東勢の後ろに付かせてもらいます。だってこのラインが一番強いでしょ」 久々のG3決勝入りを果たした佐藤は超ご機嫌。着もそうだが、それだけ状態もいいのだろう。東メンバーで予選からの勝ち上がりは佐藤龍二ただ一人。完全アウェイの状況下で勝ち上がったことは価値がある。決勝も穴党ファンのために奮起する。(アオケイ・梅田記者)