ルフィのもとに「県庁の一味」集合、像を磨いて門松で飾り付け
人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」の主人公・ルフィ像のすす払いと門松の飾り付けが28日、設置されている熊本県庁プロムナードであり、年末年始に訪れる観光客を迎える準備をすませた。 【写真】ルフィ像の設置4周年の時にはコスプレで祝うファンたちが集った
ルフィとその仲間たちのグループ「麦わらの一味」にちなんで結成された県庁職員のグループ「県庁の一味」が集まって布で像を磨いた。その後、門松や正月飾りを製作するイベントも実施し、約70人の家族連れらが参加した。
門松用の土台や真竹、飾り付けで使うナンテンやセンリョウは、県森林インストラクター協会が準備。参加者は材料を手に門松を飾り付けたり、自宅用の正月飾りを作ったりした。
門松は来年1月11日まで飾る。協会の益田侃司さん(80)は「門松には五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全など、色んな願いが込められている。正月の風習を見つめ直すきっかけになればうれしい」と話した。