御年88歳の日本人ボディビルダーに海外衝撃 世界一決戦に現れ「尊敬しかない!」「スゴすぎ」
IFBB男子ワールドカップに88歳の金澤利翼が出場
88歳の日本人ボディビルダーに海外から衝撃の声が上がっている。東京・有明コロシアムで16日から4日間開催された国際ボディビルディング・フィットネス連盟(IFBB)主催の「IFBB世界フィットネス選手権大会&男子ワールドカップ」に、金澤利翼(かなざわ・としすけ)が60歳以上のマスターズクラスで出場。堂々たるポージングに「リスペクトだ」「すごすぎる」と称賛の声が集まっている。 【動画】「リスペクトだ」「スゴすぎる」 88歳で堂々たるポージングを決めた金澤利翼の実際の映像 鍛え上げた肉体を世界大会の舞台で披露した。1936年生まれの金澤は19日、男子ボディビルのマスターズクラス・オープンに出場。5人中5位に終わったが、1位の鷲巣国彦は1964年生まれと実に28歳差だ。IFBBのインスタグラムは19日、公式プレスパートナーの「イースト・ラブス・フォト」と共同で金澤の堂々たるポージング映像を投稿した。 文面には「1936年生まれで、88歳にして今現在もインスピレーションを与えてくれるトシスケ・カナザワには尊敬しかない! 年齢は単なる数字であり、情熱は決して衰えないことを証明している」と記した。海外ファンからは「リスペクトだ」「すごすぎる」「年齢はただの数字だ、誇りに思うよ」「うわあああ、素晴らしい」などと絶賛の声が寄せられた。 金澤が本格的に競技を始めたのは20歳だった1956年。当時はジムもなく、セメントを固めて自作したバーベルからスタートした。昨年、THE ANSWERの取材に対し、「130歳まで生き抜いて、世界記録を作りたい」「私の人生を通して、世のおじいさん、おばあさんに頑張ったらこうなるんですよ、健康でいられるんですよ、と証明したい」と目標を語っていた。
THE ANSWER編集部