グリズリーズ・河村勇輝、76ers戦でNBA5戦目の出場 シュートチャンスはなく チームは2連勝
◆NBA グリズリーズ―76ers(2日、米ペンシルベニア州フィラデルフィア=ウェルズ・ファーゴ・センター) NBAグリズリーズで、日本人4人目のデビューを果たした河村勇輝が、ホームの76ers戦に開幕から7戦連続でベンチ入りし、最終第4クオーター(Q)に途中出場を果たした。チームは124―107で2連勝し、通算4勝3敗とした。 河村は、118―103と大きくリードした最終第4Q残り1分27秒でコートへ。シュートを放つチャンスは惜しくもなく、この日はスタッツを残すことはできなかった。 次は4日(日本時間5日)にネッツと戦う。 河村は10月25日(日本時間26日)のロケッツ戦で日本人4人目&Bリーグ出身者から初のNBA選手として歴史に名を刻んだ。最終第4Q残り3分34秒、現役最小172・7センチの河村がコートへ。「夢がかなった瞬間は特別。ただあまり余韻に浸ることはなく、流れを良くしたいという思いが強かった」。シュートチャンスこそなかったが、残り1分14秒には、ノールックで味方にNBA初のアシスト。スタッツを残していた。 今夏にNBAグリズリーズとキャンプ参加のための「エキシビット10」契約に合意。9月下旬に渡米し、10月からキャンプに参加した。プレシーズンマッチでは、全5試合に出場し、1試合平均約15分で3・4得点、4・2アシストを記録し、アピール。10月19日にはチームと、下部Gリーグのチームに所属しながらNBAの試合に一定数出場可能な「ツーウェー契約」を結び“昇格”した。 Gリーグは11月8日(日本時間9日)から開始となる。
報知新聞社