鉄道保守に人型ロボット 生産性向上で JR西
JR西日本は27日、鉄道設備のメンテナンス用に、人型ロボットを搭載した重機を導入すると発表した。 7月から使用を開始し、生産性や安全性の向上につなげる。これにより、作業に要する人手が約3割削減できるという。 重機は、鉄道工事用車両に積載された操縦室から伸びるクレーン状の「ブーム」の先に、人型ロボットが設置されている形状。ロボットには2本の腕があり、操縦室からの遠隔操作で、人の代わりに樹木の伐採や塗装などの作業を行う。最大40キロの重量物、同12メートルの高所作業に対応可能だ。