チェコ代表・サトリア投手らが履正社スポーツ専門学校の学生と野球交流
日本代表強化試合のために来日している野球のチェコ代表のエース、オンジェイ・サトリア投手らが11日、大阪・箕面市の履正社スポーツ専門学校北大阪校を訪問し、野球コースで学ぶ学生たちと野球で交流した。 大阪市とチェコの第3の都市、オストラヴァ市が姉妹都市となった関係から、サトリア投手が所属するクラブチーム「アローズ・オストラヴァ」が同校野球コースとの交流提携を結んだことで、今回の訪問が実現した。 10日の強化試合でも先発したばかりのサトリア投手は学生たちとブルペンに入り、昨年のWBC第1ラウンドで大谷翔平(ドジャース)から空振り三振を奪ったチェンジアップを披露。お返しに同校の投手コーチを務めるマック鈴木氏(元ロイヤルズ)からスプリットの握りを伝授されると「次のWBCの勝負球にしたい」と笑顔で語った。 「予想以上に楽しい訪問になった。これからも交流を積極的に進めるように、チームに報告するつもりだ」とサトリア投手。同校野球コースの土井幸大監督も「学生たちもいい刺激を受けていた。交換留学などでチェコとの交流を続けたい」とプランを描いていた。