ミスヒットへの強さは試打した24年モデルで一番⁉ プロギア「RS MAXドライバー」を徹底分析!【ガチ試打計測・動画あり】
最後に、同条件でヒールで打ってみた。 試打データ 【ヒールヒット】 <トラックマン4のデータ> クラブスピード●42.0m/s ボール初速●60.3m/s 打ち出し角●14.8度 スピン量●3601rpm 降下角●40.5度 キャリー●212.2Y 飛距離●231.0Y 打ち出し方向●3.6右 スピンアクシス●11.9度右 SIDE●9.6Y右 <GCクワッドのデータ> Hインパクト●15ミリヒール Vインパクト●9ミリ高 試打後の感想とデータ分析は下記のとおりだ。 癸生川 トウと一緒で、当たりの感触が硬い。あとはヘッドのブレはそんなに感じなくて、ヘッド軌道は目標方向に真っすぐ行ってくれる感じはする。でもさすがにここまでヒールだと飛ぶ感覚はしないな。 小島 ボールスピードを比較すると、センターは62.3m/s、トウは63.0m/s、ヒールは60.3m/sです。今のヒールの打点位置が15ミリヒールの9ミリ上なので、この高さが他の2つと同じようにセンター近くでヒットしていれば恐らく61.0m/sくらいは出る。さすがにトウヒットよりも1.5m/sくらいは落ちるとしても、ここまでヒールに当たってボールスピードが60~61m/sが出ているなら悪くないです。 癸生川 当たったときに、こんな感触でも、データはこんなに落ちないんだ。 小島 プロゴルファーでも真ん中でずっと当てるのは難しいと言われるなかで、16ミリのトウヒットや15ミリヒールにズレてても、そんなにデータ的に変わらないのは進化かかなと思います。それを考えると充分にMAXの寛容性があると思います。
今回の試打を通しての二人の感想
癸生川プロは「センター、トウ、ヒールで打ってみて、データの差がほとんど無かったので、ほんと“スーパーMAX”と呼べるのかなと思いましたね」。 小島プロは「僕もMAXの名の通りの寛容性を感じました。2本の純正シャフトに関しては、シャフトの選択をSフレックスに絞るのであれば、Diamanaのほうだと42m/sくらいのクラブスピードが欲しいかなと思います。TENSEIなら40m/s前後でも充分Sで使えるという印象がありますので、試してみてください」。 みんなのゴルフダイジェストYouTubeのみんゴル試打班「ガチギアトラック」では、この他に、プロギア『RS MAX』ドライバーのロフト9.5度と10.5度に、2本の純正シャフトであるDiamanafor PRGR(Flex S)と TENSEI for PRGR(Flex S)を装着した打ち比べをしたデータを分析。それぞれの組み合わせに合ったスピード帯やスウィングタイプなどの検証を行っているので、そちらもぜひ視聴してクラブ選びの参考してもらいたい。 THANKS/アコーディア・ゴルフ 技術研究所
みんなのゴルフダイジェスト
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