射水の一家4人死亡 妻と子2人の死因は首圧迫による窒息死
KNB北日本放送
きのう火事があった射水市の住宅で死亡した4人は、この家の家族と分かりました。 また、妻と子ども2人の死因は首を絞められたことによる窒息死、父親は一酸化炭素中毒と分かり、警察は無理心中を図った可能性があるとみて、引き続き調べています。 きのう午後、火事があった射水市一条の会社員、宮﨑重俊さん(29)の木造2階建ての住宅では、けさから警察と消防による実況見分が行われました。 現場ではきのう、2階の寝室から男性と女性、男の子と女の子のあわせて4人が見つかり、全員の死亡が確認されました。 そして遺族により、宮﨑さんと29歳の妻、8歳の兄と4歳の妹と確認されました。 警察がきょう司法解剖を行った結果、妻と子ども2人の死因は首を絞められたことによる窒息死で、死後、数日たっているとみられます。 また宮﨑さんの死因は一酸化炭素中毒とみられます。 警察は、家に鍵がかかっていて外から侵入した形跡がないことなどから、一家が無理心中を図った可能性があるとみています。 射水市教育委員会によりますと、亡くなった男の子が通っていた小学校には、今週月曜日に母親から「体調不良でしばらく学校を休む」と連絡があったということです。 また実況見分の結果、火元は1階の居間付近とみられ、警察と消防は、引き続き火事の原因などを調べています。