後絶たぬ“特殊詐欺”被害額は過去最悪の8億円超え 汚職事件に検査データ改ざん…揺らぐ公務員の信頼【秋田発】
水道水調査データ改ざん発覚・職員大量処分
由利本荘市で4月、職員が4年にわたって水道水の水質調査を改ざんしていたことが発覚した。 東由利地区の集落の水道水から、国の基準を上回る有害物質「六価クロム化合物」が検出され、市が調べた結果、水質調査にあたった職員がサンプルに水を加えて結果を変えていたことが分かった。六価クロムは、過去の調査でも検出されていたが、毎回再調査の際に改ざんを繰り返していたという。 市は、不適切な処理をした水道課の主査を停職6カ月とするなど、計24人を大量処分する異例の事態となった。 この他にも、県内では2024年、自治体職員や大学病院に勤務する医師や看護師などの不祥事があった。 県民の安心安全な生活を守るために、失った信頼をいかに取り戻すか。目に見える変化が求められている。 (秋田テレビ)
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