横綱照ノ富士、3場所ぶり出場が正式決定 初日は小結若隆景と対戦 11度目の優勝を目指す
大相撲の横綱照ノ富士(33=伊勢ケ浜)が、昨年7月の名古屋場所以来、3場所ぶりに本場所に出場することが、正式に決まった。 【写真】お色直しを終え、長男の照務甚くんと入場する横綱照ノ富士(左)とツェグメド・ドルジハンド夫人 初場所(12日初日、東京・両国国技館)初日、2日目の取組を決める取組編成会議が10日、東京・両国国技館で行われ、照ノ富士は初日に小結若隆景と対戦することが決まった。2場所連続で全休中だった一人横綱が、綱とりの琴桜、豊昇龍の両大関の前に立ちはだかることになった。 前日9日は都内の部屋で稽古し、前頭錦富士らと連続で9番取って全勝だった。その稽古後は「出る」といった明確な言葉こそなかったが「あとはやるだけ。それで駄目だったら駄目だったで、結果はどうなろうと認めるしかない。自分の中で、やれることをやってきたので」と、事実上の出場宣言をしていた。 最後に出場した昨年名古屋場所以来、11度目の優勝を目指して土俵に立つ。