【NFL】ペイトリオッツQBブリセットが新人メイを抑えてシーズン第1週の先発QBへ
31歳のブリセットはプレシーズン最終戦でコマンダースと対戦した際に肩を損傷。日曜日の時点では深刻なものではないと見受けられており、木曜日の経過を見る限り、そのケガは深刻ではないことが明らかになっている。 ブリセットは最終的には、ペイトリオッツの正クオーターバックとなるメイへの橋渡しとなるだろうが、現時点ではブリセットがペイトリオッツでの新時代の幕開けを担うことになる。
シーズン開幕時にブリセットを先発クオーターバックに起用することは、最終的にメイにとってプラスになるかもしれない。ペイトリオッツのワイドレシーバー(WR)陣とオフェンシブライン(OL)には多くの不確定要素があるからだ。また、ペイトリオッツはシーズン開幕から、ベンガルズ、シアトル・シーホークス、ニューヨーク・ジェッツとの対戦を控えており、厳しい道のりが待ち受けている。その後も2023年にプレーオフ進出を果たしたチーム(サンフランシスコ・49ers、マイアミ・ドルフィンズ、ヒューストン・テキサンズ)との3連戦が続く。
2016年にペイトリオッツからドラフト指名されたブリセットはがシーズン第1週で先発を務めるのは、今回でキャリア3回目、そして3チーム目となる。2019年にはインディアナポリス・コルツの先発クオーターバックとしてシーズン開幕戦に出場し、2022年にはクリーブランド・ブラウンズで代役としてシーズン第1週に先発。2023年にコマンダースでプレーしていたブリセットは、リリーフとして3試合に出場し、224ヤード、タッチダウン3回、インターセプトなしの成績を残している。
そして今回、ブリセットはペイトリオッツの開幕戦で先発を務めることになり、フォックスボロでのメイ時代の幕開けを遅らせることになった。ブリセットとペイトリオッツがシーズンをどのようにスタートさせるかが、ノースカロライナ大学出身のメイがデビューするタイミングに大きな影響を与えることは間違いない。