「私はまだこのクラブのレジェンドだとは思っていない」 トッテナムで“162ゴール84アシスト”を記録するソン・フンミンが夢見るタイトル獲得
10シーズン目を迎える
韓国代表FWソン・フンミン(32)はトッテナムでタイトルを獲得し、クラブのレジェンドになりたいと考えている。 [動画]プレミアリーグ第1節 レスターVSトッテナムのハイライト 2015年夏にレヴァークーゼンからトッテナムに加入したソンはこれまで同クラブで公式戦409試合に出場し、162ゴール84アシストを記録している。プレミアリーグでは8シーズン連続で2桁得点を記録しており、圧巻の数字を残し続けている。 昨シーズンからキャプテンを任されているソンは、今シーズンで10シーズン目を迎える。そんななか、英『BBC』のインタビューで「どのようなレガシーを残したい?」と聞かれたソンは「レジェンドになりたい」と答え、このように続けた。 「10年間、ひとつのチームに所属するのは素晴らしいことだ。それには一貫性がなければならないし、クラブからの信頼も必要だ。クラブとファンに何かを返さなければならない。私はスパーズのファンから多くの愛を受け取っている。本当に感謝している」 「私はまだこのクラブのレジェンドだとは思っていない。私はスパーズで何かを勝ち取りたいと言った。それを達成して、レジェンドと呼ばれることをとても嬉しく思いたいんだ。これが私がやりたいことの1つだ。トロフィーを獲得するためにスパーズに加入したので、特別なシーズンにできることを願っている」 ソンがこれまで残した実績を見ると、レジェンドと呼んでも問題ないだろうが、唯一足りないものをあげるとするならタイトルだろう。ソン自身もトッテナムでのタイトルを強く願っているからこそ、「レジェンドだとは思っていない」と発言したのだろう。 アンジェ・ポステコグルー2年目を迎えるトッテナムには注目が集まっているが、タイトル獲得にはやはりエースであるソンの活躍が欠かせない。開幕戦はレスターに引き分けてしまったが、エヴァートンとの第2節で今シーズン初勝利を飾れるか。
構成/ザ・ワールド編集部