【写真蔵】新世代MINIの第三弾は、電気自動車専用モデルの「MINI エースマン」
MINI初の電気自動車専用クロスオーバー
カントリーマン、クーパーに続く新世代MINIの第三弾として早くも日本デビューを果たした、MINI「エースマン(ACEMAN)」。そのディテールを写真で紹介しよう。 【写真はこちら】 MINI コンセプト エースマンより、全長は3cmほど短く、全幅は4cmほど狭く、全高は4cmほど低い。それでも全体の印象は踏襲されている。(全15枚)
BMWがプロデュースするモダン MINIは、2023年から次々と新世代モデルへ生まれ変わっている。第一弾のカントリーマン(クロスオーバーSUV)、第二弾のクーパー(3ドア ハッチバック)に続く、第三弾として登場したのが、ここで紹介する5ドア クロスオーバーの「エースマン」だ。2022年にワールドプレミアされた、「MINI コンセプト エースマン」を市販化したモデルといっても差し支えはないだろう。 エクステリアには、MINIのDNAを継承しつつ新世代モデルであることを象徴するミニマルなデザインを採用している。新デザインのLEDヘッドランプと複雑な八角形のフロントグリルが独特の顔つきを形成している。また、重要なものだけを残したクリーンなサーフェスとし、エアスクープやロッドアンテナなどを廃し、フラッシュドアハンドルやフィンアンテナを採用している。 インテリアは完全にデジタル化され、運転に必要なすべての情報はステアリングホイール前方のヘッドアップディスプレイと円形有機ELセンターディスプレイに映し出される。ダッシュボードにはリサイクル ポリエステルを使用した新素材も採用している。 パワートレーンは、エースマンEが135kW/290Nmを、エースマンSEが160kW/330Nmを発生する電気モーターを搭載し、いずれも前輪を駆動する。MINIのアイデンティティであるゴーカート フィーリングの走りっぷりは、電気自動車になったエースマンでも変わりはない。 エンジン車のMINI同様に安全&快適装備は充実され、ドライブレコーダーやインテリジェント パーソナルアシスタントも標準装備。エースマンの登場で、新世代MINIはさらなる高みを目指す。
MINI エースマン SE(ヨーロッパ仕様) 主要諸元
●全長×全幅×全高:4080×1755×1515mm ●ホイールベース:2605mm ●車両重量:未発表 ●モーター:交流同期電動機 ●最高出力:160kW ●最大トルク:330Nm ●バッテリー総電力量:54.2kWh ●一充電走行距離:406km ●駆動方式:FWD ●タイヤサイズ:225/40R18 ●車両価格(税込):556万円
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