1位のクルマ、買っちゃいました! モータージャーナリスト、生方聡の「いま身銭を切ってでも欲しいクルマ20台」のランキング 1位はドイツのあのクルマ
生活感あふれるいま気になるEV車のランキングです!
雑誌『エンジン』の大人気企画、「ENGINE HOT 100」。オリンピックイヤーの今年は「新時代のトップランナー」というテーマもプラスして、34人のモータージャーナリストのHOT100委員が「今身銭を切ってでも欲しいクルマ」を選んだ。まずはその委員たちが選んだ2024年の「マイHOT20」を公表する。モータージャーナリストの生方聡さんが選んだいま欲しい20台はこれだ! 【写真21枚】モータージャーナリストの生方さんが身銭を切ってでも買いたいクルマ20台のランキングを写真で見る ◆いまEVが一番面白い! 2022年末から乗り始めたフォルクスワーゲンID.4に続き、この3月から期間限定でボルボEX30がわが家の駐車場に並んでいる。ニューモデルが続々と登場し、進化が著しいEV(電気自動車)は、いま一番面白いジャンルだと思う。もちろんいまでもエンジンの息づかいに興奮するけれど、EVだって走る楽しさに溢れている。そんな思いで20台を選んだ。 ◆20位 アウディeトロンGT(RS含む) ポルシェ・タイカンとは兄弟関係にあるものの、アウディらしいデザインで目立たず高性能が楽しめる。セダン好きには打ってつけのスポーツEVだ。 ◆19位 ポルシェ・タイカン(クロスツーリスモ含む全て) SUVスタイルよりも、背が低く、よりスポーティな走りが楽しめるのが魅力のタイカン。ポルシェらしい俊敏なハンドリング性能はスポーツカーの証。 ◆18位 DS 4(eテンス含む) DSらしい心地よい走りに加えて、華やかなインテリアデザインは、乗る人の心をいつも豊かにしてくれる。それでいて手の届きやすい価格がうれしい。 ◆17位 プジョー208(e含む) スタイリッシュなコンパクトカーとして外せないのがこの208。なかでもスムーズで力強い走りが楽しめるe-208はコンパクトEVとして見逃せない。 ◆16位 ルノー・カングー 日本で大人気のカングーがモデルチェンジにより、エンジン、走り、デザインが大きく進化。所有しているだけで楽しい気持ちにさせてくれる稀有な一台。 ◆15位 ボルボC40 弟分のEX30に対して、余裕ある室内スペースやわかりやすいユーザーインターフェイスが魅力のEV専用モデル。ファミリーで使うならこちらがお勧めだ。 ◆14位 日産サクラ 三菱eKクロスEVとならび、街乗りが楽しい軽EV。軽自動車らしからぬスムーズな走りもうれしい。eKクロスEVより親しみやすいデザインも魅力。 ◆13位 三菱eKクロスEV 軽EVのパイオニアである三菱がつくっただけに、日本の道を爽快に走れる実力の高さと手に入れやすい価格がとても魅力的。街乗りならこれで大満足。 ◆12位 アウディRS3(スポーツバック含む) コンパクトなサイズのボディに、2.5リッター直列5気筒を搭載した走りはまさに痛快そのもの。アンダーステア知らずのハンドリングも見逃せない。 ◆11位 BMW X1/iX1 扱いやすいサイズとBMWのSAVらしい走りの良さが魅力のX1。EV版のiX1はさらに爽快な加速が楽しめ、はじめてのEVとしてお勧めしたい一台といえる。 ◆10位 ミニ・クーパー(EV含む)※新型 EVにはSUVスタイルが多いが、ふだん乗るにはコンパクトなハッチバックが断然便利。一目でミニとわかるデザインも魅力で、セカンドカーにほしい一台。 ◆9位 ヒョンデ・アイオニック 5 スポーツモデルのNとともに、EVとしての高い性能と完成度、未来的なデザインで存在感を高めているIONIQ 5。コストパフォーマンスの高さも魅力。 ◆8位 メルセデス・ベンツEQA メルセデスのエントリーEVながら、走りも充電性能も快適さも高いレベルにあるEQA。コンパクトなボディのおかげで街中でも扱いやすいのもうれしい。 ◆7位 フィアット500e(オープン含む) 残念ながらエンジン車は生産が終了したが、EVならあの愛らしいデザインが楽しめる。気持ちの良い加速も500eならでは。個人的にはオープンがほしい。 ◆6位 フォルクスワーゲン・ゴルフ・ヴァリアント(R含む) 定番のゴルフもいいけれど、広い荷室だけでなく、乗り心地や後方視界の良さなど、ハッチバックを超える魅力の持ち主。高性能なRも選べる。 ◆5位 BYDシール EVとしての性能のみならず、デザイン、走りなどあらゆる点で高レベルを実現したBYDの新世代EV。この内容でこの低価格は驚くばかりだ。 ◆4位 フォルクスワーゲン・ゴルフ(GTI、R含む) 一目でゴルフとわかるスタイルと優れた走行性能、高性能・低燃費のエンジンなど、総合点の高さが魅力のゴルフ。スポーツモデルが選べるのもうれしい。 ◆3位 ヒョンデ・アイオニック 5 N IONIQ 5も完成度が高いが、このNはサーキット走行を本気で楽しめるのがすごいところ。こんなマニアックなクルマをよくつくったなぁと、ヒョンデの開発陣には頭が下がる。街乗りも無難にこなし、オールマイティなEVに仕上がっている。 ◆2位 ボルボEX30 文句なくスタイリッシュなデザインと扱いやすいコンパクトなサイズに一目惚れして、約半年間一緒に暮らしたEX30。軽快な走りに加えて、急速充電性能の高さが、行動範囲を広げてくれる。コストパフォーマンスの高さもこのクルマの魅力。 ◆1位 フォルクスワーゲンID.4 私にとって2台目のEVとして、1年半以上ともに暮らしているID.4。ナビがないとかネット接続ができないとか細かい不満はあるものの、ファミリーカーとしての完成度は高く、ついつい遠出したくなる楽しい走りは、このクルマの魅力そのもの。 (ENGINE2024年9・10月号)
ENGINE編集部
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