「彼に文句は…」PSG指揮官、退団表明のエムバペに贈った言葉とは? ホーム最終戦で有終の美ならず【海外の反応】
リーグアン第33節、パリ・サンジェルマン(PSG)対トゥールーズFCの試合が現地時間12日に行われ、ホームのPSGが1-3と逆転負けを喫した。今季限りでの同クラブ退団が決定しているキリアン・エムバペに関して、ルイス・エンリケ監督がコメントした。スペインメディア『ムンドデポルティーボ』が報じている。 【画像】PSGの基本フォーメーションはこちら 先制点は8分、エムバペが挙げる。スペイン人GKアルナウ・テナスからのロングフィードに抜け出すと、相手GKも交わしてゴールに流し込んだ。しかし、PSGはこの後、3失点を許し、1-3と逆転負けした。エムバぺにとって、PSGのホームスタジアム、パルク・デ・プランスでのラストゲームとなったが、有終の美を飾ることはできなかった。 就任1年目でチームでリーグタイトルを獲得したルイス・エンリケ監督は試合後、世界屈指のアタッカーの25歳に対してコメント。「エムバぺを指導できることは喜びだ。模範的な選手で、彼に文句はないし、完璧に振る舞ってくれた」と語り、これまでの労をねぎらった。 また、フランス代表でもチームメイトで、昨夏にPSGに加入したFWウスマン・デンベレは、「PSGで一緒に1年を過ごした。クラブに多くのことをもたらしてくれたし、我々は彼が成し遂げたことに満足している。PSGでとても成長し、多くを達成した。彼はPSGのレジェンドだ」と述べ、戦友に称賛を送った。 試合後、リーグアンの優勝セレモニーが行なわれ、レアル・マドリードへの移籍が確実視されるエムバぺに対しても、サポーターから大きな歓声が挙がり、「エムバぺコール」も起こった。ただ、7シーズンに渡り、パリのクラブに在籍したエムバぺへの特別なイベントやサプライズは用意されず「盛り上がりに欠けた」と伝えられている。
フットボールチャンネル編集部