うずら卵がピンチ…ローソン100「だけ弁当」を活用した新商品を緊急販売
白飯におかず1種類「だけ」というシンプルながらも斬新な「だけ弁当」シリーズで話題を集める、コンビニ「ローソンストア100」(代表:佐藤隆史)から新商品が発表。10月2日から、うずらが主役の丼が登場する。 【写真】第1弾「ウインナー弁当」食べてみた 「ウインナーだけ」「ミートボールだけ」など、人気弁当を数々生み出し、シリーズ累計販売数が580万食を突破した「だけ弁当」。今回は、同シリーズのフォーマットを使って企画された「うずら卵の中華丼」(298円)が全国店舗で販売される。 同商品の開発には、うずらの卵の需要激減という背景がある。小学児童がうずらの卵をのどに詰まらせて死亡するという痛ましい事故をきっかけに、2024年2月以降、学校給食でのうずらの卵の使用を見合わせる動きが広がった。その結果、多くのうずら農家やメーカーは苦境に立たされ、なかにはうずら1万羽の殺処分を余儀なくされたという農家も出てきたそう。 そんななか、「今こそ『だけ弁当』の出番では?」などとSNSで声が上がり、開発本部が急きょ企画・販売を急いだのが同商品となる。「急ぎすぎて『丼』なのにご飯に胡麻がかかっているのはご愛敬。おかずは1種という『だけ弁当』のシリーズには入れず、こちらはスピンオフ的な商品」と、開発担当者は語る。 帆立と牡蠣の風味を効かせた鶏ガラベースの餡に、彩りのよい野菜とうずら卵を6粒入れて食べ応え抜群。栄誉豊富で、1包装321カロリーとヘルシーなのもうれしいポイントだ。