【有料級】Android×生成AIの新機能、「使わないと損」なのはこの4つ
スムーズすぎる「Gemini Live」で英会話スクールいらず?
Geminiのアシスタントと音声でやり取りする場合、回答が返ってくるまでに数秒の時間を要する。数往復のやり取りで完結する用途であればさほど気にならないが、長い会話をするにはあまり適さない。 連続した会話をスムーズに行えるのが、英語での提供が開始されている「Gemini Live」だ。 ChatGPTの「高度な音声モード(Advanced Voice Mode)」に相当する機能で、人間同士が話す場合に近いテンポで会話ができ、AIの回答中に割り込んで話すことも可能。AndroidスマホのGeminiアプリであれば、端末の機種やGeminiのプランを問わず利用できる。 グーグルはこの機能について、2024年10月23日付で日本語への対応を開始したと発表。現時点ではすべてのユーザーが使えるわけではないものの、今後順次利用可能になる。 Gemini Liveが利用できる環境ではアプリ画面右下に3本線のアイコンが表示され、タップすると音声会話が開始される。 語学学習やコミュニケーションのトレーニングなど、音声でやり取りすることが大きな意味をもつ用途では特に重宝するだろう。 また、AI相手にブレストをして思考を整理したい場合や、単にグチの聞き役を務めてほしいときなど、「頭に浮かんだことを文字にせずにAIにぶつけたい」場面でもこのモードが役立つはずだ。
有料級!「レコーダー」文字起こし&要約の使いどころ
Pixelスマホの場合、オンデバイスAIを利用した独自機能も利用できる。Pixelシリーズには以前からリアルタイムの文字起こしが可能なレコーダーアプリが搭載されているが、Pixel 8シリーズ以降の機種であれば、文字起こし結果の要約も可能になる。 現時点では英語の文字起こしのみ対応しているが、日本語で利用できるようになれば日本のユーザーの利便性も大きく向上しそうだ。 音声から文字起こしのできるツールは多いが、文字起こし結果をリアルタイムで表示でき、要約まで生成できるものとなると限られてくる。そして、それらの多くは有料のサービスだ。 そう考えると、文字起こしから要約作成まで可能なツールが標準アプリとして提供されているメリットは大きい。使用頻度によっては、この機能のためだけにPixelスマホを選んでも、十分に元が取れるかもしれない。