そういや三重交通のキャラクターはどうなった? 名前も決まって絶賛活躍中!!
外野からの物言いにより逆にバズってしまい、応募が相当な多数になり命名が遅れる事態となった三重交通の公式キャラクターの名前がついに決定した。その後の動きも含めてお伝えする。 【画像ギャラリー】【コラム】三重交通キャラクターはどうなった?バス乗車の原動力になってほしい!(5枚) 文/写真:古川智規(バスマガジン編集部) (詳細写真は記事末尾の画像ギャラリーからご覧いただくか、写真付き記事はバスマガジンWEBまたはベストカーWEBでご覧ください)
■キャラクターが先で名前は後
三重交通の公式キャラクターは若い男女の同社バス運転士の設定で、先にキャラクターが公開された。しかしここで要らぬ物言いが付いてしまう。それによりファンはどうなることかと固唾を飲んで成り行きを見守った。 三重交通は特に過剰な反応はせずに着々とエルガデュオに大々的なラッピングを施し、伊勢市で神宮を中心とした輸送に従事させた。しかし名前もないのにキャラクターだけをラッピングするとはなかなか肝が据わっているのが三重交通だ。 そうして先行したキャラクターの姿と設定だけはファンや地元に浸透していく。その間は名前を公募している状態で、ラッピングされたキャラクター2名は、いわば「名無しの権兵衛」状態で走っていたのだ。
■予想外の応募数に戸惑う?
名前を公募したところ、思いのほか応募があり、いざ締め切ってみると同社予想外の応募多数により選定が遅れる旨のアナウンスがあった。要らぬ物言い騒動でかえって全国にニュースとして知れ渡り、応募多数となったのかもしれない。 年度替わりの4月前に公開するのではないかという下馬評を無視した形で、4月16日にようやく名前が決定した。しかし決定した後の動向は謎のままだ。
■けって~い!!
決定した名前は、女性が神都あかり(しんと あかり)、23歳、157、体重秘密、性格は明るく前向き、三重県出身、運転士2年目で、生粋の三重県人、父が三重交通の運転士、小さいころから夢であるバス運転士になった。というのが設定だ。 一方、男性は鈴鹿翔琉(すずか かける)、28歳、180cm、65kg。まじめで几帳面、面倒見がよく優しい。三重県出身で運転士6年面。無事故無違反の模範社員で、バスや路線のことは何でも知っているバスファン。乗客にも隠れファンが多い。という設定だ。