【ミャンマー】洪水による死者113人に、行方不明は64人
ミャンマー軍事政権のゾーミントゥン報道官は15日、台風11号(ヤギ)などの影響で発生した洪水による死者が14日までに全国で113人となったと発表した。行方不明者は64人。 14日時点で洪水や地滑りで倒壊した家屋は7万2,900軒超、32万人超が臨時避難所に避難している。 洪水が発生しているのは、首都ネピドー、北東部シャン州、東部のカヤ州、カイン(カレン)州、モン州、中部のバゴー地域、マグウェ地域、マンダレー地域、エヤワディ地域。 国軍はミャンマー警察や消防、ミャンマー赤十字、非政府組織(NGO)などと協力して救助活動や被災者への支援活動を続けると同時に寄付を募っている。 16日付国営紙によると、カインニンウェイ基金を設立した女優で慈善活動家のカインニンウェイ氏は、3日間で約6億チャット(約2,600万円)の寄付金が集まったと明らかにした。