「バブルスター」で話題だった原ヘルス工業(株)(東京)が特別清算
「バブルスター」で高い知名度
原ヘルス工業(株)(江東区)は11月15日、東京地裁より特別清算開始決定を受けた。 負債総額は約87億円。 原全三郎氏が創業。超音波温水器「バブルスター」の販売を手がけており、タレントを起用したCMの効果もあって、1989年10月期には売上高約620億円をあげていた。 しかし、1990年に薬事法の違反により業務停止を余儀なくされた。1990年10月期から連続して最終赤字を計上し、1992年10月期には債務超過に陥った。近時は家庭用温浴器の修理に注力していたが、2023年10月期の売上高は1326万円にとどまり、最終損失2091万円を計上。債務超過額が拡大していた。2024年8月31日には株主総会の決議により解散し、今回の措置となった。 ※原ヘルス工業(株)(TSR企業コード:290990335、法人番号:5010601027857、江東区佐賀1-1-14、設立1975(昭和50)年6月、資本金9600万円)