マンC戦で負傷のファン・デ・フェン、復帰は代表ウィーク明けに…ポステコグルー監督が明言
トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、11月3日に控えたプレミアリーグ第10節アストン・ヴィラ戦に向けた会見に出席。そのなかで、オランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フェンの負傷状況に言及した。 【ハイライト動画】ファン・デ・フェン負傷も、トッテナムはマンC撃破 現在23歳のファン・デ・フェンは、今季もセンターバックの主軸に君臨している。ここまでプレミアリーグ8試合、ヨーロッパリーグ1試合、カラバオ・カップ(EFLカップ)1試合に先発出場。昨季の第11節チェルシー戦でハムストリングを痛め、約2カ月間も戦線を離れて以降、短いスパンでの離脱を繰り返すことはあったが、その期間を除くと、ポステコグルー監督は自身のスタイルにマッチした“守備の要”としてファン・デ・フェンを重宝している。 だが、10月30日に行われたカラバオ・カップ4回戦のマンチェスター・シティ戦では、ファン・デ・フェンが再びアクシデントに見舞われた。同試合はドイツ代表FWティモ・ヴェルナーとセネガル代表MFパペ・マタル・サールのゴールにより、今季公式戦無敗を続けていたマンチェスター・シティを2-1で撃破する会心の一戦となったが、序盤の15分も経過していないところで、ファン・デ・フェンは右太ももを痛めた様子を見せ、途中交代を強いられていた。試合後、ポステコグルー監督は「違和感を覚えたようだ」と明かしており、その後の状態が心配されていた。 そして今回、ポステコグルー監督はファン・デ・フェンの状態について、「ハムストリングの負傷だ」と明言。「当初の想定ほど深刻なものではなかった」と朗報を届けつつも、「しかし、復帰はインターナショナルマッチウィークの後になるだろう」と続け、約3週間ほどの離脱を強いられることを明らかにした。 このケガにより、ファン・デ・フェンはアストン・ヴィラ戦だけでなく、7日に控えたヨーロッパリーグ(EL)・リーグフェーズ第4節ガラタサライ戦、10日に控えたプレミアリーグ第11節イプスウィッチ戦の欠場が濃厚となった。それだけでなく、11月にUEFAネーションズリーグの2試合を控えるオランダ代表の活動に合流することも厳しそうだ。 なお、回復が順調に進めば、復帰戦は23日に控えたプレミアリーグ第12節のマンチェスター・シティ戦となる見込みだ。
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