1周2Mの混戦を差し抜けた和田兼輔が福岡初制覇/ボートレース福岡
ボートレース福岡の「auじぶん銀行賞」は29日に最終日を迎え、12Rで優勝戦が行われた。 スタート展示では3号艇の和田兼輔が3カドを選択。本番も12/カド3456の枠なり2対4の並びとなった。ほぼ横一線のきれいなスリット隊形となる中、インからコンマ13の負けないスタートを決めた渡邊雄一郎が和田のまくりを受け止めて、1Mを先マイ。バックはブイ際を鋭く差した作間章との先頭争いになった。パワーで勝る渡邊が押さえきったかに見えたが、作間も引かず1周2Mは両者が大競りに。混戦を差し抜けた和田が先頭に踊り出た。2番手は作間が浮上。人気の渡邊は追い上げを図ったものの3番手確保がいっぱいだった。2連単3-4は3,440円(9番人気)、3連単3-4-1は6,970円(20番人気)。 勝った和田は前走地徳山に続き、今年3回目の優勝。福岡は初制覇となった。「自分でもびっくりしました。(勝因は)ついてましたね。でも展開をしっかりつける出足はあったので良かった。福岡はウネリもあって苦手なイメージが強かったけど、次はまた違うイメージで走ることができると思う」と喜びを口にした。
マクール