シリア住宅空爆で9人死亡 首都近郊、イスラエル軍
【エルサレム共同】シリア人権監視団(英国)は10日、イスラエル軍がシリアの首都ダマスカス近郊にある集合住宅を空爆し、子どもや親イラン民兵組織ヒズボラ戦闘員を含む9人が死亡し、14人が負傷したと伝えた。 イスラエル軍は10日、中部ホムス近郊にあるヒズボラの弾薬庫を空爆したと発表。ヒズボラの弾薬を運ぶ部隊が最近、レバノンとの国境に近いシリア領内に活動を拡大していると強調した。イスラエルのネタニヤフ首相は、ヒズボラがシリアを通じてイランからレバノンに武器を密輸する供給線を遮断する必要があると主張している。