京都府亀岡市、顔認証サービスで子育て施設入場と飲食店決済を効率化 マイナンバーカードと連携
京都府亀岡市は、サンガスタジアム by KYOCERAを活用したアイデアを全国のベンチャー企業などから募集する「サンガスタジアム・イノベーション・フィールド実証支援事業(以下、SIF)」の一環として、DXYZの顔認証プラットフォーム「FreeiD(フリード)」を活用した2つの実証実験を開始した。
1つは、子育て支援施設での効率的な受付業務の検証。これまで亀岡市内の子育て支援施設(KIRInoKO、かめまるランド)では、亀岡市民か亀岡市外在住者で利用料金が異なっており、本人確認書類の提示が必須だった。
今回の実証では、顔認証とマイナンバーカードを事前に連携させることで、スマートフォンのアプリ上で完結させ、利便性を向上させるとしている。実証期間は2月1日~2月28日。
2つ目は、飲食店での顔認証決済の実証実験。顔認証サービスアプリ「FreeiD」をインストールし、クレジットカード情報を入力することで、顔認証だけで決済ができるようになるという。
実証期間は2月1日~2月28日。サンガスタジアム by KYOCERA内の「Football Diner」の4店舗で実施するとのことだ。
■実証実験内容
(1)子育て支援施設での効率的な受付業務の検証
実証期間: 2024年2月1日~2月28日(予定)
利用方法: ①SIF事業ホームページより実証参加申込み(FreeiDより招待メール送信) ②世帯の代表者1名がFreeiDアプリで利用申請、デジタルIDアプリ「xID」連携、家族の顔を登録 ③子育て支援施設の窓口で顔認証をして入場
利用場所: 木育ひろば「KIRI no KO」(サンガスタジアムbyKYOCERA内)、こどものあそびば「かめまるランド」(ガレリアかめおか内)
※両施設が利用できる実証参加者を定員200世帯限定募集中。定員〆切後は「かめまるランド」のみ利用できる実証参加者を継続して募集するとのこと。