大阪府・吉村知事が定例会見5月20日(全文1)21日に府の方向性決めたい
宣言解除への兵庫県知事の慎重姿勢をどう受け止めるか
読売新聞:読売新聞の【オオタ 00:31:33】です。先ほどの質問に関連してなんですけども、政府の緊急事態宣言の解除について、兵庫県の井戸知事が全国知事会の会合の中で、少し前のめりになっているのではないかと、ちょっと宣言解除に慎重な意見をしました。知事はかねてから京阪神で足並みをそろえることの重要性を強調されていますけども、隣県の知事から早期の宣言解除に慎重な意見が出たことに関してはいかが受け止められてますか。 吉村:それは井戸知事のご意見だろうというふうに思います。休業要請の対象の範囲についてはできるだけ、やはり兵庫、大阪、京都は、特に足並みをそろえたいというふうに思っています。これは現実に今も調整をしているという状況です。あと緊急事態宣言の評価については、僕は解除すべきだというふうに思っています。一番、関西の中心部、都心部の大阪においても陽性者がゼロという日もありましたし、1名とか数名という状況になってきてます。ただ、この1名とか数名というのも右肩上がりの状況になっている、上がり基調じゃなくて下がり基調で今きているような状況なので、あとはもう1つ、緊急事態宣言でものすごく大きな犠牲と出血を伴ったということも考えると、やはり僕は今の大阪の感染状況、これは大阪以外も、関西の全体の感染状況を見ても緊急事態宣言は解除されるべきだというふうに考えています。
京都、兵庫との調整状況は?
読売新聞:先ほどのお話の中にありました、京都、兵庫との、業種、解除業者についての足並みをそろえるというお話がありましたけども、調整状況というのはどういう状況になっていますか。 吉村:僕は大阪のいろんな、最終決定じゃないですけど、いろんな考え方、そして京都の考え方、兵庫の考え方というのを出し合いながら、なんとか調整できないかというのをやってる状況です。大きな、そういう状況ですね。僕としては、最後は統一したいと思ってますが、どうしても統一ができない場合は、もうそれぞれの知事の判断でやるということになると思います。 読売新聞:分かりました、ありがとうございます。 司会:次のご質問をお願いします。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見5月20日 全文2に続く