医療用包材などの生産を手がける企業が製造棟を新設 三重・名張市
ZACROS三重事業所の新しい製造棟の竣工式=名張市(三重テレビ放送)
医療用包材などの生産を手がける、ZACROS三重事業所の新しい製造棟が三重県名張市に完成し、8日、竣工式が開かれました。 この日はZACROSの下田拓代表取締役社長をはじめ、県や名張市の関係者など44人が参加して完成を祝いました。 下田社長は「これを機に、世界にはばたく企業となり、名張市の発展に貢献していきたい」と挨拶しました。 三重事業所では今後、新しい製造棟で医薬品やワクチンなど、製造工程で使われる医療用製品の生産を増やすなど人々の健康増進に貢献する「ウェルネス事業」の拡大をはかります。 三重事業所の鈴木信吾所長は「今までのモノづくりからコトづくり、サービス面などで価値を付与していくのと、製品のグローバル展開を目指していて、それらを発信できる工場にしたい」などと話していました。 新しい製造棟は来年夏以降の稼働を目指すということです。