石破茂首相 国会で“ふてほど”問答 辻元清美氏から「不適切にもほどが…」 流行語大賞で責められる
石破茂首相(67)が3日、参院本会議で行われた各党の代表質問に出席し、立憲民主党の辻元清美参院議員から「流行語」を使って態度を指摘される場面があった。 【写真あり】ファーストレディー・佳子さん、内助の功&夫の名プロデューサー 石破氏を一度フッた 慶大“マドンナ” 石破首相は2日の衆院本会議で、企業・団体献金について、「政党として避けなければならないのは献金によって政策がゆがめられることで、これには個人献金、企業・団体献金の違いはございません」と断言。議会内が騒然とする中、むっとした表情を店ながら、「我が党としては企業・団体献金は不適切とは考えていません」と、廃止に消極的な姿勢を見せた。 この日は辻元氏が代表質問に立ち、その場面について「企業・団体献金のことを質問された答弁で、むっとして答弁されていたように見えるんですね。国民も不信を抱いているんですよ」と追及。「そしてそれを批判して、その答弁をむっとして答える。これこそ“ふてほど”、不適切にもほどがあるんじゃないですか?」と続けた。前日に発表された「2024ユーキャン新語・流行語大賞」で、大賞に選ばれたTBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」の略称「ふてほど」を引き合いにし、迫った。 議場内から拍手が起きると、辻元氏は「今日は総理、さわやかにお答えいただきたい」と求めた。 石破首相は笑顔を作りながらうなずき、「企業の政治活動の自由に関わることでもあることから、必要性、相当性をよく議論する必要性があると考えております」と、企業・団体献金についての党のスタンスをあらためて示した。