ダーク・ノビツキーが現チームを絶賛「ドイツのバスケット史上、最も完成されたチーム」
昨年のFIBAワールドカップで初優勝を果たしたドイツ代表は、現世界王者としてパリオリンピックへ出場。デニス・シュルーダー(ブルックリン・ネッツ)、フランツ・ワグナー(オーランド・マジック)、ダニエル・タイス(ニューオーリンズ・ペリカンズ)らが中心となり、グループB予選ラウンドを3戦全勝とし、得失点差でアメリカ代表(+64)に次ぐ大会2位の+47を残した。 パリ五輪の5人制男子バスケットボールは、8月6日から準々決勝がスタート。ここからは負けたらトーナメント終了の一発勝負が展開され、ドイツはグループAを3位で通過したギリシャ代表と対決する。 元ドイツ代表で、NBAでもダラス・マーベリックス一筋21シーズンも戦い抜いたダーク・ノビツキーは、7月下旬にロンドンで行われたアメリカとドイツの強化試合に顔を出し、パリ五輪では3x3女子ドイツ代表の応援に駆けつけるなど忙しい日々を送っている。 NBAインサイダーのマーク・スタイン記者は、6日(現地時間5日)に公開された自身の会員制ウェブサイト“The Stein Line”にて、ノビツキーが現在のドイツ代表チームについてこうコメントしていたと報じた。 「このチームはこれまでのドイツ代表の中でベストな世代。ドイツのバスケットボール史上、最も完成されたチームだね」 ノビツキーは2005年のFIBAユーロバスケットで銀メダルと大会MVP、2002年のFIBA世界選手権(現ワールドカップ)でも銅メダルと大会MVPに選ばれたレジェンド。 そのノビツキーから見ても、現在のドイツ代表は見事な戦力を誇っていると映るのだろう。今大会のドイツがどこまで勝ち進むことができるのか、彼らの戦いに注目していきたい。
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