<2年越しの春へ・県岐阜商>センバツ選手紹介/8止 捕手・マネジャー 明るさでチーム引っ張る /岐阜
<捕手> 高木翔斗(2年) 真っ先にグラウンドに出て練習の準備をし、真剣さと明るさでチームを引っ張る主将。オフの日に通うジムでは空手の形を習い、体幹を鍛える。「甲子園で本塁打を打つ」 行方丈(同) 捕球の正確さが持ち味。重さ1キロのバットを毎日欠かさず振り込み、昨秋は時速130キロほどだったスイングスピードは146キロに。休日はミステリー小説で「オンとオフを切り替えている」。 酒向力生(りき)(同) 毎日のウオーミングアップで行う、2人1組で片方が足を持った状態で50メートル進む「手押し車」が「2年目の今もきつい」と笑う。 村瀬海斗(1年) 「投手がもっと気持ちよく投げられるように」と考えながら、マシンを使ったキャッチングの自主練習に励む。高木ら先輩捕手の姿から、チームの指揮を学ぶ。 <マネジャー> 河内健太朗(2年) 昨夏、内野手からマネジャーに転身。鍛治舎巧監督からの指示を選手に的確に伝える。「部員に頼み事をするときは、最初に感謝を伝える」と周りへの気遣いを忘れない。 森壮平(1年) 鍛治舎監督が率いていた時の秀岳館(熊本)ナインの力強いプレーに圧倒され、県岐阜商へ。「県岐阜商のマネジャーはリーダーのような存在」。責任感が強い。(敬称略)=おわり ……………………………………………………………………………………………………… ◇おことわり 18日付から新学年表記ですが、この連載では旧学年で表記しています。